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2012.8.26 魚野川水系 仙ノ倉谷「西ゼン」

2012.8.26 魚野川水系 仙ノ倉谷「西ゼン」
2級上 / III
日帰り 沢のぼり(ソロ)


暑くて気分の滅入ってくる夏の最中、気分の晴れる開けた沢をめざし西ゼンに。
スラブ&草登りで神経を使うクラシカル沢登り。


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奇跡的に3:30に起床でき、第一の核心を乗り越える。
関越道をひた走り、長いトンネルを越えるとそこは沢国であった。


土樽駅の少し奥、平標新道登山口手前の林道ゲート前の駐車スペースからスタート。
このあたりは小動物の気配が多く、リスもいました。

平標新道は入山者が少ないようで、登山道というよりは踏み跡程度といった感じの部分も結構あります。
朝露でじめじめしていて藪も濃く、プレデターごっこをしながら進む。


DSC01478.jpg



仙ノ倉谷出合は思っていたよりも近く、そして思っていたよりもしょぼい。


DSC01479.jpg



道標がなければ通過してしまいそうです。
出合いは1分の所に2箇所あるが、上流にいくと合流しているのでどちらからでも行けます。


DSC01480.jpg



出合いからしばらくはゴーロ帯の河原あるき。
進むにつれナメがでてきてそれらしくなってきます。


DSC01484.jpg



前半部のスラブは釜があるので恐怖感はありません。
左足がすべる前に右足をだします。


DSC01486.jpg



クラックのない見事なスラブ。


DSC01487.jpg



左に東ゼン・中ゼンを分ける二股でよりいっそう壮大な景色になってきます。
右から登りました。


DSC01489.jpg



2段40mナメ。このあたりからは落ちるとどこまでも落ちていきそうで緊張感が出てきます。
右から上がって草付きまで。そこから草を頼りに、引っこ抜かないように気をつけながら左へトラバース。
雑草に全てを託します。


DSC01493.jpg



6mチムニー滝は左から。


DSC01498.jpg



第1スラブ入り口の門のような10m滝。
これも左の傾斜のゆるいところからさくさくと。


DSC01500.jpg


そしてついに第1スラブに。
写真では伝わりづらいですが、幅200m、長さ100mくらい?もありそうな巨大なスラブ。
適当に上がると登ることも降りることもできなくなりそうなとんでもない所です。
ロープは出しても支点が得られない可能性が高いと思われます。


DSC01502.jpg



スラブのバンドを右端まで行って撮った写真。水流はかなり左寄りに流れています。
あまりのスケールの大きさに、蟻になった気分を味わえます。

ルートは水流左から上がっていき、右岸から枝沢がちょうど合流する所で右にトラバースして水流を越える。
その後は適当に上へ。
水流トラバース部分はスタンスがすくなくバランスを求められ、なかなか緊張しました。


DSC01503.jpg



DSC01504.jpg



DSC01505.jpg



DSC01507.jpg



第1スラブを抜けると普通の沢っぽくなり、小滝をいくつかさくさくと。


DSC01508.jpg



するとすぐに第2スラブ入り口に到着。
第2スラブはでこぼこしていてあまりスラブという感じではありませんが、
こちらも幅100m、長さ200mくらいあるでしょうか。


DSC01509.jpg



右の草付き尾根を少し上がってなるべく水流方向へすこしづつ寄りながら登っていく。
ここもかなり草頼りな部分があります。
傾斜はさほどでもありませんが、クライミング以上の恐ろしさがあります。


DSC01512.jpg



ルートは右から上がり、ちょうど中間くらいのところのバンドをトラバースして水流を越える。
その後、水流左側を上がってスラブ出口へと行きました。



スラブ出口の部分は傾斜が出てきて滝状になっていますが水流左をさくさくと。


DSC01515.jpg



最後に垂直の黒い滝を左からさくさくと。


DSC01516.jpg



第2スラブの上は急に源頭の様相を呈してきます。


DSC01517.jpg



このあたり湧水帯なのか、急速に水量は減っていき、最後はわき水となり水涸れ。
暑い暑い下山に備えて大量に水をくんでおきます。


そしてここから背丈を超える笹の藪こぎに。一応下を見ると踏み跡があるので何とかなります。


DSC01528.jpg


突然踏み跡がなくなった!と思ったら、周りを見渡すと笹藪のないせまい崩壊地があるので
強引にそちらにすすむとふたたび踏み跡が出てきます。
30分ほどの藪こぎでひょっこり池塘にでて終了。


DSC01529.jpg



青空と、草原(実際は笹藪ですがそう思うことにして)に涼しい風が吹き最高のフィナーレです。


DSC01533.jpg



池塘のすぐ脇にある登山道を20分ほどのぼって平標山頂まで登ります。
仙ノ倉山への景色もすばらしくのどか。


DSC01534.jpg



登ってきた方向。


DSC01536.jpg



藪こぎゴールの池塘方向。右の谷から藪こぎ。


DSC01538.jpg



下りは登山道にしてはやや薄め・きつめな平標新道を走るように下っていく。


DSC01544.jpg



途中、登ってきた西ゼンが一望できます。
左下に第1スラブ、右上に第2スラブ。



DSC01547.jpg



仙ノ倉谷出合で自然の水風呂に入って汗だくの体を冷やしました。






オススメ度 ★★★☆☆

スラブと草付きを登っていく精神的に疲れるルートです。
すっきりした滝をクライミング技術でのぼる現代的なルートではありませんが、
壮大な景色と源頭部の美しさはすばらしく、名ルートと言えます。草登りがなければ星4つ。
ムーブはIII級の域を出ませんが、ルートファインディング力がないと相当危険。
一度登った経験のある人といくと時間、緊張度はかなり変わると思います。



参考タイム 林道ゲート前駐車スペース(1時間)仙ノ倉谷出合(45分)中ゼン・東ゼン出合(1時間)第1スラブ取り付き(30分)第2スラブ取り付き(1時間半)水枯れ(30分)稜線(20分)平標山山頂(3時間)林道ゲート前駐車スペース

装備 日帰り装備一式、ソロイスト(使用せず)、退却用8mm/50mロープ(使用せず)、薄刃ピトン少々(使用せず)、ナッツ少々(使用せず)

参考 奥利根・谷川連峰の沢




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プロフィール

のら

Author:のら
 
のらクライマー。

登山歴たぶん10年目、
のら歴も同じく。

無所属のらクライマー。
あいかわらずビレイはできません。

いつもジムのボルダーで練習しています。
外のボルダーやショートルートは登ったことがありません。


最高グレード(ジム)はもう何年も更新されません・・・。
 ボルダー:2段、OS 1級
 ボルダー長もの:5.12b、OS 5.12a(年2,3本やるだけ)



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