2013.6.16 奥日光 鬼怒川水系 大谷川「柳沢川(右俣遡行〜左俣下降)」

2013.6.16 奥日光 鬼怒川水系 大谷川「柳沢川(右俣遡行〜左俣下降)」
2級下 / III
日帰り 沢のぼり(ソロ)


またしても癒しの渓をたどる旅に行きました。
前回の尾瀬・大薙沢のすぐ近く、奥日光側の沢です。


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土曜から日曜にかけて本州を気圧の谷が通過し、大雨が降るとの予報。
増水を気にして、なるべく早く雨が上がり、登攀的ではなく、流域面積の小さな沢を選びます。


夜に東北道をひた走りますが、東北道のSAはちとしょぼいくていまいち盛り上がりません。
宇都宮手前で大雨も降ってきてワイパーを動かしても前がよく見えないほど。
とりあえず日光口PAまでたどりつき、車中泊。
日光口PAは暗くひっそりとしていて、車中泊には最適でした。


夜が明けた頃にようやく雨がやみ、日光へ向かいます。
朝方はいろは坂も車が少なく、快適にすすめます。


いろは坂途中で男体山がよく見えました。


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ついでに朝6時のだーれもいない華厳の滝を観光。
でかいですね。


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そして中禅寺湖。
日光は東照宮などもあるので、今度は観光に来たい感じです。


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さて、戦場ヶ原の近くの赤沼駐車場という所に車をとめ、
ここからは低公害バスに乗り換えて西ノ湖入り口へ向かいます。
ちなみに「にしのこ」ではなく「さいのこ」だそうです。


バス亭はハイカーのおじさんおばさんで人だかり。
7時50分のバスは2台に増発され、何とかのれました。片道300円。



西ノ湖入り口バス亭からは手入れの行き届いた森の中の林道を進みます。
このあたりで以前クマがでたそうです。注意。

やがて林道は柳沢川に平行に進むようになり、徒渉点につきました。
ここで向こう側に渡りますが、まだ道は細いながらも続いています。
赤岩大滝へのハイキング道のようです。


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というわけで迷うこともなく、赤岩沢と柳沢側の分かれる地点に着きます。
このあたりで川幅は狭まり、森も濃くなり、沢らしくなります。


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しばらく平凡な沢をのぼります。


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写真だとわかりづらいですが、やや増水していてなかなかの迫力です。
それでも小さな沢なので問題なく遡行できます。


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右から滝をかける枝沢も水量が多く、遠くからでは本流に見えました。


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下部は両側がぼろぼろに崩れていて、雨の中進みたくはない感じです。


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恒例の「落ちそうで落ちない岩」はこちら。
大岩を岩がぎりぎりのバランスで支えています。
ちょっと押したら転がっていきそう。


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沢はなんてこと無く続きますが、シャワーではすすめず、横の岩を登ります。


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ナメもあふれてしまって風情がありません。


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二俣につきました。右俣も左俣もナメで気持ちの良い場所。


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右俣を遡行します。


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ナメはすぐに終わり、名物のすだれ滝が現れました。
今日のすだれは幅一杯に広がっていてなかなか壮観です。
水流左端を若干のシャワーで上ります。
ホールドは明瞭で傾斜もなく、難しくありません。


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つづいて右から枝沢が滝をかけています。
本流は左上する方向。


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お次は豪快にハングを超える滝。
これは登れなさそうなので、右岸の小さなルンゼ状を登り、トラバースして巻いて落ち口へ。
危険はありません。


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さらにすだれ滝。こちらも幅一杯に流れていて綺麗です。
水流右端の横を登ります。ホールド大きく、難しくありません。


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その上は静かな森の中の小さな沢になります。
Y字の二俣は右へ。


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突然平らな開けた場所にでて、沢はどこかに消えてしまいます。
何となく凹んだ場所がつづいていて、きっと沢なのでしょう。



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右斜め前方向の大きくくぼんだ沢状地形を目指して適当に森を進みます。
まず迷いません。


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このあたり、雪渓が残っていました。
フェルト靴で雪の上を途中踏み抜いたりしながら歩きます。
傾斜はないので問題ありません。


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やや不明瞭な二俣にでました。ここは水のない左俣を進みます。


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上部はまた雪渓で、やや急なので登りづらく、横の藪にからみながら登ります。


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稜線付近は笹藪のようですが、雪があるので藪こぎはありませんでした。


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錫が岳の南、2241ピークの北すぐのコルにでました。

稜線はこんな感じです。でなきゃ良かったと後悔する稜線です。
霧でなにも見えないし、稜線にでてもうれしくないのは峰ノ松目沢以来。


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そんな稜線でも一応、バリエーション的な登山道がありました。
踏み跡は薄いですが、このように目印が等間隔でたくさんついていて安心です。


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稜線を南にたどり、2077ピーク手前すぐのコルから下降することにしました。
コルは藪が無く、開けた樹林になっていて休憩に最適です。


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2077ピーク手前すぐのコルでは、すぐ下に左俣らしき地形も見え、
問題なく下降できそうでひと安心。

テルモスの湯でコーヒーを用意し、尾瀬で買ったはなまめ甘納豆を食べました。
はなまめというのは片品村の名産品だそうです。大粒の豆で非常に美味しい。


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コルから1分ほどですぐに左俣。ガレています。


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少し下るとナメがでてきます。


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両方からナメが合流する、奥の二俣。
このあたりから水量が増えてきました。


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だんだんと水量が増えてきて、降りにくい場所もいくつかありましたが、
ロープを出す必要はありません。


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だんだんと薄暗くなってきてぱらぱら雨が降ってきました。
これ以上水量が増えると下部が嫌なので、さっさと降りていきます。


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無事、林道にでて、
てくてくと西の湖入り口バス亭までの穏やかな道をあるいて帰りました。



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デジャブでしょうか。








オススメ度 ★★★☆☆


すだれ滝、ナメ、森の中の小さな沢、沢下降もガレからナメと、大薙沢に非常に似ています。
ナメは大薙沢の方が圧倒的に長いですが、すだれ滝はこちらの方が綺麗です。
稜線は地形図を確認しながら進むと安心です。




参考タイム 赤沼駐車場(バスで約30分)西ノ湖入口バス亭(1時間)赤岩沢出合(45分)二俣(1時間半)稜線(45分)左俣下降点(50分)二俣(1時間20分)西の湖入口バス亭(バスで約30分)赤沼駐車場
装備 日帰り装備一式、ソロイスト(使用せず)、10mm/30mロープ(使用せず)、ナッツ・ピトン少々(使用せず)
参考 東京起点沢登りルート120







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プロフィール

のら

Author:のら
 
のらクライマー。

登山歴たぶん10年目、
のら歴も同じく。

無所属のらクライマー。
あいかわらずビレイはできません。

いつもジムのボルダーで練習しています。
外のボルダーやショートルートは登ったことがありません。


最高グレード(ジム)はもう何年も更新されません・・・。
 ボルダー:2段、OS 1級
 ボルダー長もの:5.12b、OS 5.12a(年2,3本やるだけ)



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