冬用手袋の話(VBLシステム)

先日の八ヶ岳でVBLを試してみました。
VBLとは、最近話題のレイヤリング方法で、簡単にいうと、
体の直近に完全防水の層を作って、手袋などを汗でぬらさないことで冷えを防ぐというものです。
アラスカや極地でとられる手法だそうですが、話のでどころは知りません。


汗をかくと気化熱で体を冷やします。また、汗は水蒸気という形でもでます。
水蒸気となった汗は冷たい空気にさらされ、結露して手袋をぬらします。
また、水は空気よりも圧倒的に熱伝導がいいので、冷たい水につかるとあっという間に低体温になります。
凍った手袋をし続けたり、凍った靴を履きつづけると凍傷になります。


なーんて話はみんな知っていることだと思いますので、実践編。





場所:八ヶ岳 阿弥陀岳 広河原沢左俣
日時:2013年12月23日
気温:推定-10℃前後
  (原村で最低 -9.8℃、最高 1.3℃、平年比 -3℃)
天気:晴れ(日陰)

手袋:
 インナー:クアラテック手袋・フルエンボス(パウダーフリー) (アズワン)
 ミドル:アルパイングローブ・フィット(モンベル)
 アウター:アルパイングローブ・フィット ライナー(モンベル)
靴下:アルパインクライマーソックス(ノースフェイス)
靴:ネパール エボ GTX(スポルティバ)


手袋インナーは職場でよく使っている、ラテックスの使い捨て実験用手袋を使用。
手袋アウターはアウトドライ使用で防水性高めの普通の冬山用アウターグローブ。
靴下は沢の靴下と同じ素材(ネオプレン)です。型と縫製が良さそうだったので購入。

手袋はインナーのみL、ミドル・アウターはM。
靴下は25cmを使用。(普段の靴より小さめ、ほぼ実寸サイズ)靴は42。


結果:
・手袋は一度も変える必要がなかった。全く濡れない。
・手はむれむれだけど気にならない程度。
・足もむれむれだけど気にならない。沢登り程度。
・アイスでも足裏感覚は問題なし。ウールの厚手靴下と同等。
・手も足も寒さはほとんど感じなかった。保温性は高い。
・靴が汗で全く濡れることがないので、全く臭くならない。
・手袋インナーとミドルの間でやや滑る。
・丸一日の使用でもインナーはやぶれることなし。






手袋インナーは選択の余地がありそうです。
日帰りの使用でも十分効果があったので、泊まりではもっとききそうですね。
それにしても濡れている感覚があるのに、冷たくないという変な感じでした。


しばらく試してみようと思います。




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プロフィール

のら

Author:のら
 
のらクライマー。

登山歴たぶん10年目、
のら歴も同じく。

無所属のらクライマー。
あいかわらずビレイはできません。

いつもジムのボルダーで練習しています。
外のボルダーやショートルートは登ったことがありません。


最高グレード(ジム)はもう何年も更新されません・・・。
 ボルダー:2段、OS 1級
 ボルダー長もの:5.12b、OS 5.12a(年2,3本やるだけ)



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