山の本 ひとことレビュー その2

現代の日本の山はもはや人の手の入っていないところはほとんどありません。
バリエーションルートだろうと、未踏のルートだろうと、ほとんど誤差範囲で、
本来の山の姿はもはや味わえないのだろうと思います。


そんな、本来の山の香りをかがせてくれる本を紹介します。
こどものころ、冒険図鑑がバイブルだった人にはまちがいなくおすすめです。








■昔の山の本



1.「黒部の山賊」 伊藤正一


三俣山荘のご主人であり、戦後の黒部の頭目とも言われる伊藤さんの本。
黒四ダムもなく、人が多く入る前の原始黒部源流域の様子が伝わってくる。
山賊やら、獺やら、熊やら、金山やら、、、。楽しすぎます。
これを読むと必ず黒部(特にカベッケが原)に行きたくなります。


オススメ度 ★★★★★


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2.「百年前の山を旅する」 服部文祥


「サバイバル登山家」として知られる服部さんが、昔の装備で昔の登山者の足跡をたどるという本。
賛否両論を生んだ他の著作に比べ、マイルドではありますが、私はこの本が一番好きです。
特に好きなのは、200年前、加賀の藩士が黒部から鹿島槍まで登っていた、という話。
ルートにかかわらず山を縦横無尽に歩けるようになりたいもんです。


オススメ度 ★★★★☆


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「環境」とか、「エコ」とか、そんな人間くささが染みついていない、
本当の意味での自然の中でののびのびとした人間生活。
こんな面白い世界はもうどこにもないのでしょうか。




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プロフィール

のら

Author:のら
 
のらクライマー。

登山歴たぶん10年目、
のら歴も同じく。

無所属のらクライマー。
あいかわらずビレイはできません。

いつもジムのボルダーで練習しています。
外のボルダーやショートルートは登ったことがありません。


最高グレード(ジム)はもう何年も更新されません・・・。
 ボルダー:2段、OS 1級
 ボルダー長もの:5.12b、OS 5.12a(年2,3本やるだけ)



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